大井川型吊橋への発展
柳崎橋
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第3話 「登り坂にしましょうか」
前話の続き。
国道362号線から延びる謎の道へ突入します。

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現在地
ここ。
目的とする
初代柳崎橋の主塔と ほぼ同じくらいの高度だと思われます。
とはいえ白いガードを見て分かるように、この入口自体は後年の工事により整備されたものです。
(後年とは
平成4(1992)年頃のこと。つまり柳崎大橋と それに続く田代トンネルを含めた国道362号線の当該区間が開通した時)
この先が “過去に使用されていた
橋の取付道そのもの” に繋がっているかどうか?が重要なポイントになりそうです。

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現在地
一歩引いた位置から全体を見たくて、わざと道筋を外れて 下から見上げてみました。
どうやらわずかに登り勾配で進んでいるようです。
そして右(大井川下流方向・これから進む先)を見てみると、白いガードはあっけなく終わりを迎えます。
この先は、いつから存在していた道なんでしょうか?

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現在地
道に戻って、進行方向を見ると こんな感じ。
山肌に沿うように左へ向かっています。
勾配はやはり登りぎみ。
道幅は相変わらず車両一台分といった感じです。

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次は沢状に抉れた地形をなぞって緩やかな右カーブ。
道の右側(川側)に
石垣(擁壁)の補強くらいはあるかな?とも思いましたが、特に何も見つからず。
「何もない」というのは、さすがに違和感があります。
そして道筋はうまい具合に主塔の方へ向かうようなラインを描いていますが…。
んー、ちょっとこれどうなんだ…。

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現在地
右カーブが終わったあたりで、直線へと変化します。
が…やはりどう考えても、
登りすぎてる。
主塔のある高さよりも、かなり上へ来てしまっています。

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現在地
まあとりあえずはこの流れに身を任せて、進めるだけ進んでみましょう。
と言ってるそばから道筋が不鮮明に。あれだけあった道幅もちょっとあやふやな感じです。

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現在地
今日のような雨天時の撮影は、愛機の
FinePix XP120で。
年季が入っていますが、耐衝撃・防塵・防水仕様で気軽に振り回せるところがお気に入りです。
で、シャッターを切る直前にレンズについた水滴を拭き取れば良かったんですが、とにかく身の回りに 乾いたアイテムが一つも無い状況でして…。
見づらくてすいません。

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現在地
道筋は相変わらず登り続けています。
とここで尾根状の地形を超えたあたりで道幅が復活。

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現在地
明らかに
人工的に作られた道だと思うのですが、間違いなく
主塔の方へは向かっていません。

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現在地
ちゃんと歩きやすい道です。
で、現在地がどのあたりかと言うと…。

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ここ。
主塔の遥か上に出てしまいました。
さらにそこから10秒もかからず…

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現在地
線路の上。
予想以上に登って来ていたようです。

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現在地
前を向けば、まだまだ続く道。
おそらくこれは、
柳崎(田代)地区と 下流域にある
青部地区を結んでいる
古くからある旧道なのでは?と予想しますが、実際はどうなんでしょうかね。
この先がどうなっていくのか気になるところですが、今日の目的は
初代柳崎橋の主塔。
ここらで引き返します。

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現在地
しかし、どこか途中に怪しい分岐があったかと言われると…。
まったく気づきませんでしたが…。

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途中で下を覗き込んでみる。
眼下に見えるあの
平場っぽいところが、おそらく
主塔と同高度だろうと予想。
どうしようもないので、一度 強引に下ってみます。

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それなりの急斜面。
かなり滑りはしましたが、立木が多く 難なく降りることができました。
そして…
ようやく辿り着いたそこは!!
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ご対面!
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