民営森林鉄道の先駆け
智者山軌道
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第6話 ムハンマドが通りで空き缶を拾った。 〜後編〜
今話は主に現地のレポートになります。
掲載している写真の縁取りが青ならば終点(度合)向き、橙色ならば起点(小長井)向きの振り返っての写真、と捉えてください。
レポート EP.6

全体マップはこちらから。
久しぶりの路盤です。

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現在地
と言っても 全体的に凸凹があったり、半分欠けていたりするわけですが。

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現在地
そして、
安定。
軌道跡は静けさを取り戻しました。

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現在地
どうやら大きくルートを外れることなく、崩壊地を突破できたらしい。
まだまだ先は長いわけで、これから軌道跡はどうなっていくのか。

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現在地
ゆるやかにカーブを描きながら、軌道跡は登っていきます。
途中で
碍子 のような部品を見つけたものの、どうも新しすぎる。
本件とは無関係っぽい。
智者山軌道の通常運行が何往復する設定だったのかは分かっていませんが、トロを引き上げる機関車は一台だけ。
となると通信(電信)設備が無くとも運用は可能だったはずなので、そもそも そんなものは設置されていなかった可能性が高いかな、と。

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現在地
尾根状の地形に差し掛かったところで、急激に上り始めました。
ん〜、これはちょっと良くない傾向なんだけど…。

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現在地
どうやらこの急勾配は、先端に転がっていた 大岩を超えるための足掛かりだったらしい。
『軌道跡が』ではなく、『後年の歩行ルートが』こうなっていただけだと思われます。

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現在地
大岩を超えると、一転して元の平穏な軌道跡に戻りました。
綺麗な路盤、とは言い難いですけど。
そして、この先には…。

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現在地
!!
切通し!
駆けつけたい気持ちを抑えて、まずはその手前にある石垣を見落としてはいけない。
どうよ?!
いい眺めじゃあないの!
「これを見に来た!」と言っても過言ではないでしょう。
歩行者のためのルートなら山を巻いていけばいいし、車道のためであるなら これでは狭すぎる。
この先の切通しとセットで、
「正に軌道跡!」と言わんばかりの仕事です。

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現在地
そして、近くへ。
非常に綺麗に残っています。
この工事が行われたのは、今から
約100年前の事。
どのような工法だったのでしょうかね。

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現在地
幅がとても広い。
長い木材を通すには これくらい必要だった、という事なんでしょうか。

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現在地
再び前を向くと、綺麗な軌道跡が戻ってきました。
このまま続いてくれるとうれしいのですが…。
次話へ!
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探索!ウラ話
今回の探索行では、とにかく
大量のゴミを見ました。
昭和の時代の明らかな不法投棄モノや資材に家電、中には大人向けデジタル多用途ディスクなんて物も。
んで、特に多かったゴミが
空き缶。
かなりの量でした。
それこそ新旧入り乱れていて、誰が?いつ?持ち込んだものなのか…。
そんなわけで、気の向くままに撮影した写真を いくつか載せてみます。
この缶、見たことありますか?
@ダイドーのグレープフルーツジュース?
表記が【DAIDO】となっていました。
Aダイドーのスポーツエネルギー?
自分も飲んだ事があるようなないような…。
「スポエネ」と略して呼ばれていたはず。
Bダイドーの?
このデザインには見覚えがあるんだけどなー。
C??
全く不明。
写真もこの一枚しか…。
DKING○○のレモン○○?
最初はキリンの商品かと思いましたが、よく見るとKING○○?

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