民営森林鉄道の先駆け
智者山軌道
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第9話 それまで僕は青空を見たことがなかった。 〜中編〜
今話は主に現地のレポートになります。
掲載している写真の縁取りが青ならば終点(度合)向き、橙色ならば起点(小長井)向きの振り返っての写真、と捉えてください。
レポート EP.9

全体マップはこちらから。
さて このまま先へは進めないので、再び急斜面をよじ登り、
旧川根東街道へ。
現在地
街道は、この写真のすぐ左手(静岡方面)に倒木があり、完全に塞がれています。
現在地
これが沢の上からの眺め。
V字の谷です。
現在地
こちらが2本目の沢。
1本目同様 石垣がアーチ状に組まれていますが、その上には軌道跡を疑ってしまうような段はありません。
旧川根東街道を支えるための構造物だった、というわけです。
現在地
2本目の沢を覗き込んだところ。
軌道跡の予想ルートは もっと下流にあり、この写真では見切れていて 写っていません。
現在地
沢をぐるりと回り込んだ地点のカーブ先端。
ここから降りて、再び軌道跡への復帰を目指します。
ここは、
旧川根東街道と連絡道の結節点に ほど近い場所。
そのポイントが目視できる距離にあります。
まあ こうやって見ると かなりの急斜面なのですが…。
もう慣れた。
躊躇なく降ります。

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現在地
おそらく、これが軌道跡の続き。

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現在地
振り返ってみます。
白飛びしてます。
見辛くて申し訳ない。
右の方にギリギリ、さっきまでいた場所が写っています。
ここからの小長井河内川の眺め。
川音の響きが心地良い。
さあ、旅の再開を。

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現在地
ここまで同様、尾根状になった緩やかな部分には軌道跡がしっかり残っています。
しかし、これを越えると…。

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現在地
…やっぱり。
どうにも この繰り返しになってきました。
一見、踏破は無理そうですが ここは踏ん張りどころ。
中央突破します。

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現在地
実はこの区間、ゴール地点(軌道跡の続き)が見えていたんですよね。
これが無ければ、迷わず撤退していたでしょう。

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現在地
ヒィヒィ言いながらも、その 見えていた部分に到達!
…と思ったら、また沢だ。

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現在地
一度 振り返って、さっきまで歩いてきた軌道跡を確認。

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さて、沢越えですが…。
ここも橋で越えていたのでしょうか?
対岸には、この先のルートがハッキリ見えています。(ピンぼけだけど)
実は このポイントは…。

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現在地
あの
連絡道と
旧川根東街道の交差点直下に当たる場所なのです。
なのですが…。
ご覧のとおり、不法投棄されたゴミが…。

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現在地
気を取り直して、再びの軌道跡へ。

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現在地
大きめの石がゴロゴロしていたり、太い杉が ど真ん中に育っていたり。
これまで盛んに
「軌道跡」などと書いてきましたが、どこからどこまでが
正解なのか、確認のしようもありません。

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現在地
この先もなんとか続いてくれているようです。
と、ここで
意外な発見が!
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